田中将大×櫻井翔

Next!Generation。1月19日。
櫻井「こんにちは!」
田中「こんにちは」
櫻井「はじめまして!」
田中「はじめまして」
櫻井「櫻井です(ペコリ)」
田中「田中です」
櫻井「今日はよろしくお願いします」
田中「よろしくお願いします」
櫻井「やっぱ大っきいですねぇ!」
田中「あはは(笑)」
櫻井「田中選手、180…」
田中「6センチです」
櫻井「いやーすごい、テレビの印象より大きいっす…」
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櫻井「20歳になって心境の変化というのは?大人になったなぁという瞬間はありましたか?」
田中「そうですね、やっぱりお酒が飲めるようになったので、それと同時に私生活の行動というのがある意味危険なところがまた増えたということだと思うので」
櫻井「あぁー(なるほどねぇ)」
「なるほどねぇ」って、声になってません。口が動いただけでした。
田中「そういうところでは気をつけないとなぁと思っています」
櫻井「でもそれによってビールかけもできるようになるわけですからね」
田中「そうですね、西武や巨人の優勝したところを見て、ビールかけやってる姿を見て、すごく羨ましかったので絶対やりたいなとは思っています」
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櫻井「2008年振り返って、どんな1年だったでしょうか」
田中「色んな経験が出来た1年だったなぁとは思うんですけど成績は全然伴ってこなかったので、そのへんは全然満足できるシーズンじゃなかったですね。2軍で練習だけやるのも初めてのことだったのでそのことが後半、北京オリンピック帰ってきてからのシーズンの3連勝に繋がったんじゃないかなと思ってるんですけど」
櫻井「その2軍での生活で得られたものっていうのは?」
田中「肩に負担をかけないフォームをもう少し考えて取り組んでいこう、っていう風に言われて新しいフォームに取り組み始めたっていう。今まであんまり意識してなかっところでしたね」
櫻井「は〜、ケガによって長く選手生活を送るための術を覚えたような感じなんでしょうか」
田中「投げて投げて、今まで力で投げてた感じだったので」
櫻井「へぇ〜」
田中「自分の体重移動の仕方とか、体の使い方どうこう、細かいところまで意識して正直投げてなかったので2軍での生活はそういうの意識し始めたところですね」
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櫻井「実はですね」
田中「はい」
櫻井「街の方々に」
田中「はい(笑)」
櫻井「田中選手の印象を」
田中「印象ですか(笑)」
櫻井「イメージを聞いてきました」
田中「はい」
櫻井「街の方々にどんな風に思われているかっていう」
スタッフ「あっはっは(笑)」
田中「怖い…」
田中将大イメージ調査のVTRを一緒に見ます。硬派そう、弟にしたい、かっこいい、可愛い、優しそう、と。女子高生は「好き」と話し、ネパールの人は「マー君はチキンカレーが好きそう」と言ってました。
櫻井「モテモテじゃないですか!」
田中「いいところしか使ってないじゃないですか!」
櫻井「あはは!(笑)実際の田中選手はどうなんでしょうかね?」
田中「どうなんでしょうかね…まぁでも、自分で言うのも恥ずかしいんですけど、他の人には真面目とは言われますね」
櫻井「ちなみにチキンカレーは好きですか?」
田中「チキンカレー!?」
スタッフ「(笑)」
田中「まぁ…カレーは…嫌いじゃないです」
櫻井「あははは!(爆笑)すいませんありがとうございます」
田中「(笑)」
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櫻井「野村監督についてもお話をお伺いしたいですけども」
田中「はい」
櫻井「田中選手にとっての野村監督とはどういった存在ですか?」
田中「うーん、どういう存在…やっぱり監督ですね」
櫻井「まぁそうですよね(笑)でもその田中選手に向けた期待っていうのはやっぱり大きいじゃないですか」
田中「それはやっぱり感じます。監督が試合後にボヤキっていうのを言ってますけど、あそこで監督が何も言えないようなピッチングをしたいですね」
櫻井「印象に残ってるボヤキってありますか?」
田中「うーん…2008年のシーズン終わって「このチームがダメだった敗因のヒーローはお前だ」って」
櫻井「ほぉ〜すごい厳しい言葉ですね」
田中「はい、それはそうだと思いますし、自分としても不甲斐ないシーズンだったのでだから逆に今年のシーズンっていうのは燃えるものがありますし、監督に何も言わせない、「よくやった」って言われるくらいの活躍をしたいなと思います」
櫻井「それはおそらく2009年への田中選手に向けたエールなのかもしれないですね」
田中「僕はもう、勝手にそう受け取ってます」
櫻井「あはは!(笑)前向きに」
田中「はい」
櫻井「なるほど」
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スタジオにて、
櫻井「実は野村監督のボヤキというのは田中選手に直接言われることは少なくて、テレビで見ることの方が多いそうなんですね。で、先程おっしゃっていた「敗因のヒーロー」という言葉は直接言われた言葉で、それはとても印象に残っているということでした。その期待があるからこそ野村監督は直接語り、田中投手もその真意を感じ取ったのだと思います。来週は田中選手の20歳のプライベートをお伝えします」