くどかんインタビュー

木更津キャッツアイDVDの5巻目に入ってた宮藤官九郎のインタビューをメモ。


主人公が死ぬ話がいい
カラッと湿っぽくない話に
5、6年前に書いた芝居を思い出した
草野球のチームの話
することなくて田舎で暮らしてるような、飲み屋に集まって野球の話ばっかして、試合だ試合だって全然試合しなくって、その監督が死ぬっていう話
そのとき興味があったのが泥棒で
泥棒が主人公で、二つを組み合わせたら面白いんじゃないかと


なんで木更津かっていうと
船橋がいい松戸がいいって会う度に変わってた
船橋や松戸だとロケがやりにくいと
じゃあロケがやりやすい場所はって言ったら木更津だと
なんとなくいいんじゃないですか、行ったことないけど、響きもいいし
1、2話書いてる時点では木更津に行ったことなかった
実際行ってみると思ってた以上になにもない


話に表と裏を付けたのは野球だから
裏に入るまで緊張感をもちたくて


岡田准一くんと櫻井翔くんでって話は聞いてて
野球は9人だけど5人がいいなーって思って
バランスを考えつつ
普段テレビ見ないから漠然としたイメージしかなくて…なんとなくバンビとぶっさん
飲み屋だからマスター
うっちーみたいなキャラはいつかやりたかった
自分が活躍してること周りは誰も知らない、みたいな
アニはリアルな悩みかかえてる
弟の方が有名、いつも怒ってるっていう


ぶっさんは偏ってる人にしたかった
哀川翔の作品全部見てますっていうコアな


公助と公平の関係
どっちが親だかわからない
だったら片親にしよう、と
息子が死ぬってことどう受け止めていいのかわかんないっていう
その告知で一番嫌なのは息子の友達から
アニが「知ってると思って言っちゃった」って
小日向さんは普通に淡々と台詞を言っても絶対本心は違うっていう雰囲気が自然と出せるのがすごい