ヤッターマン試写会

ニューヨークで開催中の「コミック・コンベンション」にて、2月6日、『ヤッターマン』のワールドプレミアが開催。
午前中に行われたプレス向け取材には、三池崇史監督、主演の櫻井翔が揃って出席。
続いて午後から一般開放が始まるとたくさんのファンが会場に詰めかけた。ファンの数は数百人にも及び、アメリカ中、さらにはカナダや南米諸国からこのイベントのためにNY入りしているファンも。櫻井が姿を現すと、ファンたちは口々に「ショウ!」と黄色い声援を送り、彼の姿を目にした途端、感激のあまり泣き出す少女の姿もあった。
夜には、会場をマンハッタンの劇場に移し、『ヤッターマン』の上映が行われた。上映には三池監督と櫻井も同席し、会場を埋めたアメリカ人観客の反応を楽しんでいた。ほとんどの観客が『ヤッターマン』自体を初見であるものの、司会者があおると「ヤッター、ヤッター、ヤッターマン!」というおなじみのフレーズを叫ぶ。会場には全米から集まった嵐ファンも多かったが、中には三池監督の大ファンで上映に駆けつけたという男性客もいた。
三池監督「ヤッターマンは30年前からテレビ放送が始まって、学校の先生から『あまり観るな』と言われ、でも子供たちはそれが楽しくて、大人たちに反抗し始める頃の象徴のような作品です。日本でヤッターマンは国民的ヒーロー、子供の頃にあこがれていたヤッターマンを自分たちの手でリアルに映画にできる喜びを感じています。ギャグが伝わるかどうか心配で昨夜は眠れなかったけれど、ウケてよかった」
櫻井翔「ニューヨークで主演映画を上映することができ、みなさんに温かく迎えてもらえてうれしいです。初試写会がニューヨークで興奮しており名誉なことです。出演の話が来た時にTV版のヤッターマンを改めて観返して、ヤッターマン1号がスゴくかわいらしく、変身した後もスーパーヒーローになるのではなく、ちょっとおっちょこちょいな部分を持った人物だったので、ぜひ演じてみたいと思いました。この作品が示しているのは「スーパーヒーローなんかいらない」ってこと。ここに出てくるのは普通の人間なんだけど、ヘコたれない。笑って前に進めばいいんだ、という勇気を与えてくれた作品です。嵐と同様、ヤッターマンアメリカだけでなく、いろいろなところで受け入れられることを期待しています」
観客から「ガンちゃんは自分と似ているか?」との質問を受けると、「演じ終わって観てみると、おっちょこちょいな部分とか確かに自分と似てるなぁ」と。続いて三池監督が「日本でヤッターマン1号を演じられるのは櫻井翔しかない」と語ると会場からは大歓声と拍手が起こった。

翔くんニューヨークに行ったんですね、試写会が日本ではなくニューヨークっていうのが不思議。英語のスピーチ聞いてみたいです。明日のゼーロー♪に間に合うように帰ってきてくださいね。飛行機が無事に着きますように。