石川遼×櫻井翔2

NEWS ZERO。12月15日放送分のレポです。
Next!Generation。前回、12月7日に放送した対談の後半です。
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up:2009.01.01
櫻井「僕が1番お聞きしたかった質問なんですけど、プロになることに迷いはなかったですか?例えば僕は17歳で嵐になってまだ高校生の中で嵐になるかどうかというときにそのなんか、何て言うのかな、社会人に片足どころかもう両足膝くらいまで突っ込んでしまうような怖さ、まだちょっと学生で遊んでられるかもしれないのに17歳で将来を決めてしまうような不安というのは正直僕はあったんです。ありませんでしたか?」
石川「うーんゴルフを職業にするって夢は前からあったので、ただやっぱ僕と同年代でプロゴルファーの選手ってほとんどいないし」
櫻井「そうですね」
石川「ほとんど僕が初めてといってもおかしくないくらいだったんで、周りから見たらどうなのかなぁっていうのは僕もすごい気になっていて、実際色んな方からの意見も頂いて」
櫻井「まだいいんじゃないかっていう意見は」
石川「もちろんありました。というかそっちの方が多かったですかね、圧倒的に」
櫻井「あっそうですか」
石川「ハイ。ほんとに。ただプロゴルファーのみなさんは、んーどちらかというとプロになった方がいいっていう意見が多くて説得力がありましたね」
櫻井「じゃあ迷いはなかった?」
石川「僕は迷いはなかったです」
櫻井「不安は?」
石川「不安は…うーん、何を不安に思ったらいいのかなぁっていうのがありましたね」
櫻井「すごい前向きなんだなぁー」
石川「だから応援してくれてる人たちの期待に応えられないっていう時期も実際あったし、そういうことを考えたときはやっぱ不安になったんですけど、でも、それよりも応援してくれてるってことは支えてくれてる証拠だと思うし、そういうことを考えたら何にも不安じゃなくなったし、実際今年プロになるの早過ぎた、間違いだったなって思うことは1回もなかったし、プロになってよかったなって思ったことの方が多いんで、よかったです僕は。櫻井さんどうでした?」
櫻井「(慌てて)Σ僕ですか!?今はよかったなって思ってますよ。でもやっぱり17歳っていう年齢でいうと僕は迷いがあった」
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櫻井「反抗期っていうのはなかったですか?お父さんとずっと一緒にいらっしゃいますよね?二人三脚というか。コーチとしてもお父さんいらして」
石川「そうですね、今でもムカつくときはありますよ」
櫻井「あぁそう!?えっ、石川選手ムカつくこととかあるんですか!?」
石川「ありますあります」
櫻井「あぁそうなんだぁ」
石川「結構僕プレー中の喜怒哀楽激しいんでそういうところがあんまり取り上げられてないだけだと思うんですけど、きっと1番ホールから18ホールまで僕の顔だけ撮っていたら相当喜怒哀楽ある方だと思いますし」
櫻井「あぁ」
石川「お父さんとやってきて、今はまだお父さんと話しながら、意見の交換もしながらっていうのはやっと出来てきたんですけど、中学2年とか3年のときは無視したりっていうのは」
櫻井「へぇー」
石川「ありましたけども、でもお父さんにひどい口の聞き方したときはやっぱ怒られましたけど。何となくお父さんも我慢してる感じはありますけど(笑)今までもムカつくときはありますね」
櫻井「なんか…ムカつく石川選手が僕ちょっとイメージできないんだよなぁ…」
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櫻井「来年の目標というのは今見えてますか?」
石川「大袈裟ではないですけど、今年の、今シーズンは全部ドライバーの練習というか、ドライバーをもっと精度よく打てるように、というか。そのために今シーズン全部使ってでも練習しようという気持ちはあったんで。とりあえず今年は結果よりも自分のスイングとか、体をもっと大きくしたり、そういうことをチャレンジしようと。僕、実を言うと今年よりも来年の方が楽しみなんで」
櫻井「へぇー」
石川「まぁ成績はわからないですけども、今年のシーズンの初めから練習してきたことが来年のシーズンに生きてくると思うんで、だから僕は来年の方が楽しみです」
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対談終了後、
櫻井「ありがとうございます」
石川「ありがとうございます!!」
櫻井「ありがとうございました!!応援してます(握手)」
石川「ZERO、夜遅くなんですけど録画して見ます」
櫻井「Σありがとうございます!恐縮です」
石川「いつも本当にお疲れ様です」
櫻井「あっははは!(笑)ありがとうございます!」
石川「失礼します」
櫻井「ありがとうございました!(ペコリ)」
石川「ありがとうございました(櫻井とスタッフに)」
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スタジオにて、
櫻井「本当に石川選手大人だなと思いました」
ラルフ「(笑)」
櫻井「今の、ZERO見ますという発言もそうですけども、周りへの気配り、そして支えてくれてる方々への感謝の気持ち、自分の17歳の時と比べてもそこまでの余裕は僕はなかったなと思いました。お話してるなか印象的な表情が2つありまして、まず1つは趣味や私生活の話をしてくださるときの17歳石川遼・等身大の姿。あともう一つはゴルフや将来について語る時のこう…キラキラした目といいますか、何か今まさに夢の入口に立っているんだというようなワクワクした希望に満ちた表情というのがとても印象的でした。本当に今年以上に来年がとても楽しみです」