李忠成×櫻井翔

GO FOR BEIGING
今日もGO FOR BEIGINGが見れるなんて♪翔くんは黒のポロシャツを着てました。
対談を見て、李選手は素直な感じがしました。翔くんともとんとんと話が進んで、気が合ってるような感じでした。
前に李選手とサッカーをしてる様子が少しだけ流れたので今日その様子を流してくれるんじゃないかと期待してたんですが放送はなかったです。残念。

up:2008.08.19
●インタビュー
櫻井「プロになれて、FC東京ですよね、最初の頃の気持ちって覚えてますか?」
李「覚えてますね、ただただプロの1年目は試合に1分も出れなかったし、出れるようなパフォーマンスも出来てなかったし、初めて自分はサッカーこれで終わりかな、と思いましたね」
櫻井「どうやってそこからなくした自信を取り戻していったんですか?」
李「韓国のU−18ワールドユースのメンバー選考合宿に選ばれて、それで韓国に行ったんですね。U−18っていってもKリーグに出ている奴も中にはいて、その中でサッカーをしてみたらすごいできたんですね、自分が」
櫻井「へー」
李「それですごい自信になったんですよ。ただ言葉の壁っていうのが自分にはあったと思います。やっぱり自分は在日として行っているんで、在日として見られているという目もすごく感じましたね。僕はそう感じただけ、なんですけど…」
櫻井「日本国籍を取ろうとした理由は?」
李「オリンピックっていうのが一番大きかったかなと思います。自分が23歳のときに丁度オリンピックがあって、しかもサッカーはU−23、一番上の歳で、タイミングもばっちしだし、運命を感じました」
櫻井「日本代表チームの雰囲気はどんな雰囲気でした?今まで下の世代からずっと一緒だった選手たちの中にポンッと一人入り込む形になるわけじゃないですか。なかなか難しかったんじゃないですか?」
李「難しいですよ。ホントにパス来なかったですもん」
櫻井「そーなんだ、まぁ最初はどんなプレーをするかもわからないですし」
李「まぁとりあえずお前やってみろ、みたいなパスがきて、もうやるしかない」
櫻井「決めてやるよ、と」
李「これ取られたらパス回ってこないし」
櫻井「じゃあ毎日が監督にも周りの選手にも」
李「試されてます。試されてたと思うし、それに応えようとしてました。そういった部分でも周りの選手とは違うという気持ちを自分は持っています」
櫻井「周りの選手とは違うっていうのは」
李「名前が李、っていうのもあるし、帰化した、っていうのもあるし、僕はそういう風に代表に入ってきたっていう誇りを持っている」
櫻井「日本代表のユニフォームに袖を通して、国歌が流れた瞬間っていうのは?」
李「もう鳥肌が立って、感動ですね。ちっちゃい頃からの夢だったので、韓国代表にもなりたいし日本代表にもなりたい、って」
櫻井「李さん声あげて歌ってたんですか?」
李「俺は声出しますね。代表なんだから恥じないように歌おうと思って歌ってましたね、無心で」
櫻井「最後に、北京オリンピック、どういう大会になりますか」
李「ふふっ(笑)うーん楽しみたいです、サッカーを。何のしがらみ、じゃないけど自分が帰化したとか関係なく、いちサッカー選手としてサッカーを楽しみたいし、自分のプレーがどこまで通用するのか体感したいですね」