石川遼×櫻井翔

up:2008.12.09
今日から始まったNext!Generation。1回目は石川遼くん。

櫻井「緊張するんだよなぁー。僕ふと気付いたんすけど、17歳って…10個下なんですよ。そんなに年離れた人と俺喋ったことないわ(笑)大丈夫?Hey!Say!JUMPぐらいなんだよなぁ(笑)」
スタッフ「(笑)」
櫻井「大丈夫かなぁって1つ心配があるんすよ」

石川「失礼しまーす」
櫻井「こんにちは!」
石川「こんにちは!」
櫻井「櫻井と申します!」
石川「石川です」
櫻井「今日はよろしくお願いします」
石川「お願いします!」
櫻井「ものっすごい楽しみにしてました!」
石川「僕もです!」
櫻井「ホントですか!?」
石川「感動しました」
櫻井「ありがとうございます」
櫻井「この1年を全体として振り返ってどんな1年でしたか」
石川「昨シーズンにアマチュアで出場したのに最年少優勝っていう記録を打ち立ててしまったんで、さすがに今年は平凡な1年で終わるだろうと思ってたんですけど、後半戦になってものすごい勢いで結果がついてきて、1億円を突破しちゃった、っていう感じなんで。なんかあんまり実感もないですけど、今年は今年でなかなかすごかったかなと思いますね」
櫻井「一番嬉しかった瞬間っていうのはいつですか?」
石川「やっぱり初優勝。プロ初優勝のマイナビABCチャンピオンシップ」
櫻井「やっぱり初優勝のときの大きなガッツポーズっていうのは印象に残ってますね、僕も」
石川「あれはー、あの、何年後でもいいから優勝したときはああいう風にガッツポーズしたいって前から思ってたんですけど」
櫻井「えへへへ(笑)」
石川「それが今年出来ると思わなかったんで」
櫻井「ずっとこの先残っていく映像ですからね、あの初優勝の」
石川「そうですね、自分が思っていたよりも良い形のガッツポーズだったんで」
櫻井「あはは!!(手叩いてる)」
石川「まぁこのあと残っててもいいかなっていう感じでしたね」
櫻井「結構いい感じの角度でいけたんですね(笑)」
石川「そうですね(笑)」
櫻井「(笑)」

櫻井「一番悔しかった、辛かった時期というのはいつでしょう」
石川「うーん、そうですね、予選落ちが続いたとき。それも、前半は4週連続の予選落ちだったんですけど、そのあと1回良い成績を挟んでまた3試合連続の予選落ちがあったんですけど、3試合連続の予選落ちの時の方が僕は辛かったかなぁと思いますね。前半の4試合連続の予選落ちの時は、「あっ自分はまだ下手くそなんだ」っていう気持ちがあったし、「ツアーで予選を通過することって難しいんだ」って変な納得があって。ただそのあと1回成績が続いたんですね、良い成績が。で、それで手応えを感じていたのにまたすぐ崩れちゃう自分がいて、そこが悔しかっですね」
櫻井「焦りもあったんじゃないですか?」
石川「予選落ちが続いてる時でも、2日目の最初ホールになってもう予選通過の可能性が0%になった時でも、最後まで「ナイスショット!」も言ってくれたし、「ナイスファー!」も言ってくれたし、そういう方たちのために今週こそ予選通過しようって気持ちはあったんすけど、それが出来ない時期が続いたんで、そこは焦りというよりは、悪いなぁっていうのは思ってましたねぇ」
櫻井「大変じゃないですか?学業とこの仕事、ゴルフの両立っていうのはどう乗り越えてるの?」
石川「そうですねぇ、1日1日が今すごく早いんですけど、過ぎていくのが。もう毎週クラスメイトが授業日誌っていうのを書いてくれてて、毎週っていうか毎日書いてくれてるんですけど、それを1週間ごとに僕の試合先に送ってくれて」
櫻井「ほぉー」
石川「それを目を通して、例えば今世界史はここやってるんだっていう風に授業の進み方は何となくはわかってるんです」
櫻井「周りの支えもホントに大きいと思うんですけど、だけど、授業の内容を教えてもらってもその後夜勉強するのは自分じゃないですか」
石川「はい、はい」
櫻井「今日の分明日に残して、今日疲れたし寝ちゃおうかなーって、今日ちょっとしんどいなー明日にしようかなーって日はないですか?」
石川「うーん、勉強は、ないですね。ただ、あの、勉強は僕好きなわけじゃないですけど嫌いじゃなくて、疲れてでも勉強は別かなって気持ちになりますね」
櫻井「ええっ!勉強は別腹みたいな?」
石川「もう気持ちが切り替えますね。ゴルフ終わってホテルの部屋帰ってきて、教科書見たりすると気持ちはやっぱ切り替わるんで、疲れてても教科書を読むくらいだったら僕は全然出来ます」
櫻井「へー。家の顔は、また別の顔がある?」
石川「そうですね。お母さんはよく言ってますけど、家では僕大人しい、っていうことはないんですけど、家ではサッカーのゲームしたり、」
櫻井「へぇー」
石川「普通にしてるんで、家にいるとお母さんが「引きこもりみたいね」って」
櫻井「あははは!そう!」
石川「家ではあまりゴルフのことは考えてないですかね、試合中のホテルとかではゴルフのこと考えてますけど、家にいるとちがいますね。妹と弟もいますし」
櫻井「まぁ休みはホントないと思いますけど、気分転換になるようなものっていうのは何かあるんですか?趣味とか」
石川「僕はゴルフは仕事っていう…今は実際仕事ですけど、そんなに100パーセント仕事って感じじゃなくて、多少ゴルフにも趣味っていう気持ちはありますね」
櫻井「楽しみながら」
石川「そうですね、だから毎日毎日練習してゴルフのこと考えてても、別に全然緊張したりとか、嫌になったりっていうのはないんで。僕すごく音楽が好きなので…」
櫻井「あっそうなんですか、何聞くんですか?」
石川「One Love」
櫻井「…嵐!?」
石川「好きです!」
櫻井「あっはははは!またまたぁ!」
石川「ホントです!」
櫻井「ホントですかぁ?」
石川「入ってますから」
櫻井「プレイリストに」
石川「そうです」
櫻井「へぇー、うれっしいなぁ、ありがとうございます。いやぁそんな話までしていただけると思わなかった」
石川「あははは!(笑)」

スタジオにて、
櫻井「僕はお話しててこうすぐ答えがポンと返ってくるんですね、なにか石川選手の自分自身の哲学というのがあるような印象だったので、しっかりした方だなぁと思いましたね。石川選手と話してみて、ホントに17歳とは思えない大人の素敵な男性という印象を受けました」

対談おもしろかったです!ハキハキとすぐに返事が返ってきて、頭のいい子なんだなぁ〜と思いました。疲れてても勉強は別、と話してました。すごいなぁ、偉い!嵐の音楽も聞くと言ってました、ということでBGMはOne Loveでした。来週は対談の後半を放送してくれるようです。楽しみだな〜。